定期的に健康診断を受けよう~腸閉塞も見つかる~

医者

骨がもろくなる病気

看護師

骨折を防ぐには

骨は年齢と共に弱くなります。そして骨が弱くなることで骨折を起しやすくなります。これが骨粗鬆症です。骨粗鬆症の結果、骨折を起して寝たきり状態に陥ってしまい認知機能が落ちてくるケースもあります。このようなことを防ぐ意味で骨折は防ぎたい事態なのです。骨は外から見えないので自分でもろさを感じることはできません。骨折して初めて骨が弱まっていたことがわかります。背骨を1個骨折すると次の骨折は約3倍起こりやすいといわれています。骨粗鬆症による骨折を防ぐには骨の検査をして骨の状態を把握する必要があります。骨粗鬆症の治療によって骨を強くして骨折のリスクを減らしてくれます。もし骨粗鬆症と診断されたらきちんと治療することが骨折を防ぐ一番大切なことといえます。

栄養と運動と薬が大切

骨粗鬆症の治療には運動と栄養も大切な要因です。運動しないと骨は弱くなり、カルシウムやたんぱく質が不足していると骨はなかなか強くなりません。しかしこの二つのみでは骨を増やす限界が生じるので薬物による治療が効果的となります。薬物療法はすぐに効果はあらわれません。少なくとも2〜3年は続ける必要があります。骨粗鬆症の治療で使用される薬にはカルシウム薬や活性型ビタミンD3、ビタミンK2やビスホスホネート薬、サームや副甲状腺ホルモン誘導体などがあります。ビスホスホネートは最初の1年間で骨密度を平均6%増加させ、3年間で骨折を偽薬の半分に減らしたという報告があり、10年以上世界中で使用されています。サームは骨密度を2〜3%増加させ、椎体骨折を3〜5%減少させたと報告されています。2004年から日本で使用され、ビスホスホネートと並んで多く使われています。副甲状腺ホルモン誘導体は投与期間が24ヶ月と限られていますが、重度の骨粗鬆症に使用され、骨折抑制効果が強いとされています。